101「ショックな朝」

6.7.sat./2008

★ライブの夜

本日は、自称「墨丸の営業部長」墨丸会員787号ネチャーエフ氏プロデュースのテルミン+キーボードユニット「マコフェイ」(フェイターン、白川真琴)の墨丸ライブの夜。
告知期間が2週間ほどしかなく集客心配されたが、立ち見ふくめて満席。判明してるだけで6名さんが入場できないほど。
次回は夏に別メンバーで開催。その際は今回のような混乱さけるため整理券配布の予定。

6.9.mon.

★レベル・サーティーン

本日休みの予定が、また営業。
深夜、墨丸会員20号せいざぶろうが貸してくれたDVDを(我輩好みらしい)をみる。タイ映画だ。めずらしい。面白いのか?

というのも・・・
日本には「己が心に知られては罪の報いをいかが逃れん」という、己を戒める禅の教えがある。が、かの国では悪事を働いてもカゴの小鳥を買って逃がすと罪が消えるとかの風習で(ゆえにあの笑顔の裏で平気で嘘もつく)、ましてやタイ語(中国語も)なんて始終口あけっぱなしで喋ってるようで(東南アジアでいうと「小鳥のさえずり」といわれるフィリピン語がいい)、そのあまり好きでない国の映画なのだ。親日国だけど・・・。
だけれども、冒頭からはまってしまいましてん。せいざぶろう、さすが。

ある青年が、恋人に去られ営業成績もふるわず借金もかさんでのどん底のさなか、携帯のベルが鳴る(これがパトカーのサイレン音。なかなか効果的)。
青年の全てを知り尽くしているかのような正体不明の相手が言うには、「あなたのいまの状況から脱け出せるように、こちらから提案するゲームを達成するたびに大金をさしあげます」
どこから監視しているのか、その相手はさらに「今あなたの周りにハエが飛んでいます。そこに新聞が落ちていますがそれを拾ってそのハエをたたきつぶしなさい」
で、半信半疑でハエを殺すと、即座に口座に大金が振り込まれる。
ただし、途中でゲームに失敗、もしくは中止するとそれまでの懸賞金はすべて没収というのがルール。そして第2のゲーム、「そのハエを食べなさい」

こうして青年は徐々にレベルアップする13のゲームに挑みはじめ・・・という本作が、「レベル・サーティーン」
さて、真面目なこの青年はラストのゲームまでたどりつけるのか?
またその最後のゲームとは?
マイケル・ダグラス主演映画「ゲーム」のような衝撃的ラストが待ち構えていた。愛すべき(いや間違えた、憎むべき)タヌコなどは「気持ち悪くてみるのやめた」といってたが、評価5/5。

6.17.tue.

★タスポ

はたまた宵の口からお客サン来店の日々つづいてのご無沙汰(忙しいというわけではなく・・・)。

免許更新の写真が余っていたので「タスポ」入手。
で、午後11時すぎ自動販売機に向かうとなんと、いままで通り深夜の休止状態。後日、タバコ屋のおばさんに聞くと、「ようわかりませんねん」

で、本日のテレビ番組で判明。
深夜の販売機休止一斉解除は、関東方面のタスポ導入後の8月1日を予定しているとか。
おかしいのは、なぜ導入済み地区から順次解除していかないのかふくめ、2001年からタスポ導入計画がスタートしたのに、タバコメーカー、自動販売機団体等タバコ関連4団体が連携してその解除に向けなんら具体策を講じていなかったということ。
たとえば一斉解除に対し「解除作業に日数を要し大変な労力が・・・」というならば順次解除すればいいものの、自動販売機団体側は「タイマー設定は簡単でいつでも解除できますが・・・」てな具合。

ま、すべてにおいて利権先行のわが国、先進国で青少年に有害とされるモノの自動販売機を導入しているのは日本だけらしいけれど、ほんまアホかいな。

6.18.wed.

★ショック!

早朝5時、我孫子大橋北詰バス停付近にて、痴話ケンカの仲裁にはいる。
アベックの二人連れが大男に転倒させられ、その瞬間頭部を打ったのか、倒れた女性、白目むいて痙攣!
こりゃ死にかけ?と我輩、身内でないせいか冷静に119。
救急車経由で警察に連絡入ったらしく、パトカーも2台到着。
我輩、そのまま参考人として住吉警察まで。

で、参考人事情聴取とかでなんと三時間近くも蒸し暑い小部屋に「拘束」
できあがった調書は大文字、改行だらけ空白だらけのB5サイズ5枚ほどやったのに、三時間。
その間、お茶もでず、刑事がパソコンに入力してる退屈なあいだ、ゴミ箱の新聞みつけ「これ読んでてもいいですか?」

で、ようやく「ごくろうさん」
「あの〜、財布も何も持たずに連れてこられたンですが・・・」
で、パトカーで送ってくれたはいいけれど、踏み切り前にて停車中、通学途中の小学校児童たち後部座席の我輩みて手をふりつづけ・・・たのは犯罪者とみてか刑事とみてか。犯罪者らしくないよう我輩むりに笑顔かえしつづけたけれど・・・。
おまけに、「我孫子の交番前で降ろしてくれていいです」といったのに、わざわざ店のま前にパトカー横付け。通勤途中の人たちにジロジロみられ、あ〜、あ〜。

さいわい女性は後頭部をなん針か縫っただけで後遺症もないとか。
でもあの死にかけてるような白目剥いた表情はショックだったなぁ。
バス停前に血の跡が残ってます・・・。

「ショックな朝」完

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