196「ささやかなる、お買い物」(洗いっこ)

8.8.sun./2010

★洗いっこ

前回の「買い物談」で書き忘れた一品がありました。
7月23日、スーパー店頭の「お買い得品コーナー」でみつけたのが、「洗いっこ」
さて、コレはなんでしょう?
はい、「水の流れる力でお米を洗う」容器なのです。
小型の虫箱みたいなポリエチレン容器の蓋に、ステンレスネットの注水口と水だけが流れ出る細長いスリット部分があり、蛇口から勢いよく水を15〜30秒流し込むだけでお米を洗い上げるという代物。

「手をぬらさないから寒いときや指先などケガしてるときに便利。小ぶりの野菜、果物にも使用可」とのキャッチフレーズ。
必需品では(全く)ないけれど、その短時間の洗い上がりと安さ、冬場の水の冷たさ思い出しての購入。298円也。

早速使ってみました。
水道水を勢いよく流し込んで、30秒経過。
その30秒間、少々不安。
いつもあれだけ米といでるのに、たったこれだけ?ホンマやったらすごいけど・・・と。
で、その30秒後、「ふむ、だいぶ水濁ってるやん?」
「便利!」より不信感募り、その容器に手を入れいつものように洗ってしまいました。ですからいつも通りの炊き上がり。

翌日、もしかすると宝の持ち腐れかもしれん、と説明書通りに実行。
タイマー使い、「はい、30秒!」
でもやっぱり不安で、もう少し勢いよく水を流し込みました。

・・・食べれませんでした。
久しぶりの、というより初めての味わいの「まず〜いメシ」
同じ米やのにとぎ方次第(もしくはとぎ足らず)でこんなにも味ちがうんや、と初めて知りました。残った白飯、茶粥にしましたが、それさえも気のせいかまず〜い感じ・・・。
我輩は1合洗米したんですが、説明による3合(まで使用可)なんて、「信じられんわ!」

30秒以上ず〜っと水を流しっぱなしにすればまだしも、そんなんの水もったいないし、さてこの容器、何に使いましょう?水入れたままシェークしてみましょか?・・・やはり「虫箱」ですかね?

★季節フード

6日(金)からスタート。
お客のK嬢、フード注文は決まって「ソーセージ盛り合わせ」か「オイルサーデン醤油焼き」。たまに「チヂミ」「お好み焼き」の繰り返し。
で、先日「マスター、フードメニュー多すぎるねん。もっと減らして壁に短冊貼ってオススメ品だけにしてや〜」(これはもう居酒屋スタイルやね。うちのメニューの字が小さすぎて読めないんだわ、彼女)。

でも、考えた。
創業当時のように大皿料理並べるスペースもないし・・・で、思いついたのが、「フードの季節品をサービス価格で提示しょ!」

で、第1弾は夏らしく、「イタリア風そーめん」!
新開発です。
冷やしたそーめんにオリーブオイルとにんにく加え、夏野菜を添えるんです。が、発見したレシピ通りに作ってみるとこの料理研究家さんレシピはあいかわらず我輩にはあわず(174「ニラ玉」参照)、「こんな薄味、うまいんか?」
で、マヨネーズを少々添えてドレッシングを加えてみました。で、商品化。
シーズン価格680円です。

★オリジナル・カレー

先日も記しましたが、マシと思える低価格カレーライスは「吉野家」のそれ。
近辺でのオススメは「得正のカレーうどん」のカレーライスか北花田ダイヤモンドシティ「サンマルコ」のですか。
土曜の朝、その低価格カレーを北花田まで食しに出かけました。
・・・体調不良のせいか、連日カレー・オンリー食生活のせいか、風味がもうひとつでしてん。
で、こんなに毎日カレー食べるんやったら、自分で作ったら安上がりやん?と気づきました。

創業当時、「墨丸カレー」レシピを開発。
で、我が妻リ・フジンに「ランチのカレーはこれで」と命じたのに、一度作っただけで「手間かかりすぎるわ」と勝手に止めてしまいました。
そのレシピ、行方不明です。たぶんタヌコが「また作らされたらかなわん」と捨ててしまったのかも・・・。
で、とりあえず子供のころから好きな、さらさらタイプに決めました。

「イタリア風そ−めん」に追加で、「カレーライスA」を日曜からご提供。
Aというのは、シンプルなビーフカレー&初回ゆえで、これから「Bタイプ」に進化しますねん(しないかも)。これもシーズン価格680円。

「ささやかなる、お買い物」つづく

<戻る>